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山田洋次監督、はじめての創作絵本(監修)! 新星・松本春野デビュー作!

絵本 おとうと

松本春野=絵と文 山田洋次=監修

定価1,320円 (本体1,200円)

出版年月
2009年12月
ISBNコード
978-4-406-05294-8
仕様
8793/ B5変型上製/ 32P
読者対象
幼児 
小学校低学年 
タグ
絵本    新日本出版社のえほん   
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今から50年ほどむかしの大阪。きょうもてつろうはいたずらをして家族中をおこらせた。お姉ちゃんまでおこってた。悪ガキだけどにくめないてつろうと、弟が悪さをするたび謝りにきてくれるやさしいお姉ちゃん。そこには姉と弟をつなぐ、あたたかな家族の絆が――。映画「おとうと」(来春公開)の主人公たちの子ども時代を描く。

目次や構成

  • 市川昆監督の名作「おとうと」(1960年)にヒントを得て作られた、山田洋次監督の「おとうと」(2010年)。そしてその映画「おとうと」から生まれた『絵本 おとうと』。
  • 「ぼくにはこの三作品が根っこのところで繋がり美しく共鳴し合っているような気がしてならない。――山田洋次」(巻末の言葉より)

『ノベライズ おとうと』『絵本 おとうと』と同時発売!

読者の感想

  • ・ぼくは一人っ子。お姉ちゃんかいもうとがあるといいのになぁ! でもぼくは、お父さんお母さんといっしょに毎日元気です。(5歳男子)
  • ・孫に読み聞かせたいと購入しました。5歳の男の孫は静かにじっと聞いていました。読み終わって、「この弟ってゆうちゃん(孫の愛称)みたいだね。やさしいお姉さんがいていいなぁ。ゆうちゃんは弟が生まれたらやさしくしてあげようっと。」。絵はシンプルで躍動的で子どもたちにもわかりやすいと思いました。(60代女性)
  • ・50年前の私と弟、妹。貧しいけれど片寄せ合って暮らしていたのは同じでした。若くして逝った弟が偲ばれて、涙とともに絵本を抱きしめました。多くの人にすすめたい絵本です。(70代女性)

著者情報

松本春野

1984年、東京に生まれる。多摩美術大学油画科卒業。大学在学中にロンドンに留学。現在、子どもの本や雑誌を中心に活動中。主な仕事に、山田洋次監督作品映画「おとうと」(松竹株式会社)ポスター・チラシ、『こすもすベーカリー物語』(新日本出版社)、「月刊クーヨン」(クレヨンハウス出版)、「翼の王国」(ANA機内誌、トド・プレス発行)他。祖母は絵本作家のいわさきちひろ。

山田洋次

1931年、大阪府生まれ。映画監督。芸術選奨文部大臣賞(1969年)菊池寛賞(1972年)勲四等旭日小綬章(2002年)文化功労者(2004年)アジア映画終身監督賞(2008年)などを受賞。主な映画作品は、シリーズ『男はつらいよ』全48作の他、『家族』『故郷』『同胞』『幸せの黄色いハンカチ』『息子』『学校』『たそがれ清兵衛』『母べえ』など多数。主な書籍も、『山田洋次作品集』(全8巻、1979〜80年、立風書房)『映画館がはねて』(1984年、講談社)『寅さんの教育論』(1982年、岩波書店)など。