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マルクスは二人の大哲学者をいかに取り入れたか

マルクス『資本論』とアリストテレス、ヘーゲル

工藤晃=著

定価1,870円(本体1,700円)

出版年月
2011年7月
ISBNコード
978-4-406-05490-4
仕様
0033/ A5上製/ 142P
タグ
社会    経済一般   
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マルクスの思想に深く浸透しているヘーゲルとアリストテレス――マルクス経済学を研究し続けてきた著者が、二人の哲学者の世界に分け入り、『資本論』にそれがどのように生かされているか、いかなる方法論によってこの大著がなったのかを探る。ヘーゲルとアリストテレスの論理学、そして『資本論』の理解が深まる知的な旅!

目次や構成

  • 第1章  マルクスの商品分析の中のヘーゲル的思考
  • 第2章  マルクスの商品から貨幣へ、ヘーゲルとアリストテレス
  • 第3章  マルクスの貨幣から資本へ、ヘーゲルの弁証法
  • 第4章  『資本論』の展開とヘーゲルの始元論
  • 第5章  『資本論』の展開とヘーゲルの個・特・普の推論
  • 第6章  ヘーゲルによるアリストテレスの推論評価をめぐって
  • 第7章  アリストテレスへの追記

著者情報

工藤晃

1926年生まれ。東京大学理学部卒業。元日本共産党衆院議員。『マルクスは信用問題について何を論じたか』『現代帝国主義研究』『混迷の日本経済を考える』(いずれも新日本出版社)など著書多数。