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「新自由主義ジャパン」を圧倒し、その悪循環から離脱する脱出路を示す!

新自由主義からの脱出 グローバル化のなかの新自由主義 VS.新福祉国家

二宮厚美=著

定価2,530円(本体2,300円)

出版年月
2012年4月
ISBNコード
978-4-406-05516-1
仕様
0033/ 46上製/ 320P
タグ
社会    経済一般   
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新自由主義によって陥った日本社会の三大問題――格差・貧困社会化、デフレ不況、財政危機。この「毒」を制するとばかりに、さらに新自由主義の深間に突き進む野田「社会保障・税一体改革」の論拠に、鋭い根本的批判の矢を放つ。また、世界史的にも前代未聞のギリシャ・ユーロ危機や大阪・橋下派の本質にも、その文脈から明快に迫りきる!

目次や構成

  • 〔目次〕
  • 第1章  グローバル化のなかの民主党政権
  • 第2章  日米欧の新自由主義的帰結からうまれる福祉国家の課題
  • 第3章  競争国家に向けた社会保障・税一体改革
  • 第4章  3・11後の社会サービス保障をめぐる対決軸
  • 第5章  新自由主義からの脱出路としての新福祉国家
  • 第6章  新自由主義の反動的脱出策としての「橋下主義」

著者情報

二宮厚美

1947年生まれ。神戸大学発達科学部教授。経済学、社会環境論を専攻。主な著書は、『日本経済と危機管理論』(82年)『現代資本主義と新自由主義の暴走』(99年)『日本経済の危機と新福祉国家への道』(02年)『ジェンダー平等の経済学』(06年)〔以上は新日本出版社〕、『円高列島と産業の空洞化』(87年、労働 旬報社)、『自治体の公共性と民間委託』(2000年、自治体研究社)など多数。