
教育・ケア・医療・・・・エッセンシャルワークの核心を解明!
社会サービスの経済学 教育・ケア・医療のエッセンシャルワーク
二宮厚美=著
コロナ禍で世界的に脚光を浴びたエッセンシャルワーク。人間的諸能力の発達を担う労働を経済学の体系から解き明かし、マルクス『資本論』が残したサービス労働論を、コミュニケーション概念を生かして再構成し展開する。過去のサービス・生産的労働論論争を総括し、人類史的視点から未来社会の「精神代謝労働」を展望する、長年の研究成果の力作!
著者情報
二宮厚美
1947年生まれ。神戸大学発達科学部教授。経済学、社会環境論を専攻。主な著書は、『日本経済と危機管理論』(82年)『現代資本主義と新自由主義の暴走』(99年)『日本経済の危機と新福祉国家への道』(02年)『ジェンダー平等の経済学』(06年)〔以上は新日本出版社〕、『円高列島と産業の空洞化』(87年、労働 旬報社)、『自治体の公共性と民間委託』(2000年、自治体研究社)など多数。

社会サービスの経済学 教育・ケア・医療のエッセンシャルワーク
定価2,310円
(本体2,100円)
2023年1月