
医師・俳優・作家として活躍をつづける三人が綴る憲法九条への熱い思い。草やバッタを食べて生き残った引き揚げの日々、生きていくための道筋を奪い国民を守らなかった国家。――戦争を知る世代として、その愚かさを語り継ぎ、次の世代に本当の平和をもたらすため、一人の存在として声を上げよう、と訴える。
著者情報
日野原重明
1911年山口県に生まれる。京都大学医学部卒業、同大学院修了。1941年聖路加国際病院に内科医として赴任。1951年米国エモリー大学に留学。1973年(財)ライフ・プランニング・センターを設立。聖路加国際病院院長を経て、現在、理事長・同名誉院長。1998年日本ユニセフ協会大使に就任。2000年75歳以上の元気な老人の会「新老人の会」を結成。2005年文化勲章受章。著書に『生きかた上手』(いきいき)、『いま伝えたい大切なこと〜いのち・時・平和』『日野原重明の「こころ」と「からだ」の相談室――60歳からの幸せ問答』(日本放送出版協会)、『いのちのバトン――97歳のぼくから君たちへ』(ダイヤモンド社)など。

平和と命こそ 憲法九条は世界の宝だ
定価1,320円
(本体1,200円)
2014年7月
宝田明
1934年生まれ。俳優として幅広く活動。2009年よりミュージカル「葉っぱのフレディ――いのちの旅」に出演。

平和と命こそ 憲法九条は世界の宝だ
定価1,320円
(本体1,200円)
2014年7月
澤地久枝
1930年生まれ。ノンフィクション作家。「九条の会」呼びかけ人。著書に『密約―外務省機密漏洩事件』 (2008年、岩波現代文庫)等多数。

平和と命こそ 憲法九条は世界の宝だ
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2014年7月