真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社

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過去の過ちと真摯に向き合ってこそ未来がある

語り継ぐ 日本の侵略と植民地支配

赤旗編集局=編

定価1,650円(本体1,500円)

出版年月
2016年3月
ISBNコード
978-4-406-05978-7
仕様
0031/ 四六判並製/ 192P
タグ
人文    歴史一般   
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戦後70年たっても日本の戦争を「間違い」と認めない安倍首相、さらに改憲右翼勢力による「南京大虐殺」「日本軍『慰安婦』」問題を偽造する策動も続いている。それに対して「しんぶん赤旗」は、記者が侵略の現場を取材し、今も消せない傷痕を伝えてきた。それらを再構成しまとめて、侵略戦争と植民地支配の真実を明らかにする。

目次や構成

まえがき
Ⅰ部 侵略戦争と植民地支配の実態
一 日本の侵略戦争―半世紀の系譜
(1)日清・日露戦争から敗戦までの51年
(2)「韓国併合」と植民地支配
(3)東方会議から「満州事変」へ―「在留邦人保護」を口実に
(4)中国全面侵略への拡大―「一撃で中国屈服」の思惑で
(5)アジア・太平洋戦争開戦への道―領土拡張の野望と破綻
二 南京大虐殺、731部隊、日本軍「慰安婦」―動かしがたい事実
(1)旧日本軍関係者が語る南京大虐殺
(2)これが南京大虐殺 日記に兵士が生々しく記述
―捕虜を大量射殺、年寄りも子どもも
(3)731部隊は何をした―70年前の姿現した遺構 中国・ハルビン
(4)「慰安婦」問題これが真実
(5)沖縄にみる「慰安婦」問題の真実―文書に証言に性奴隷の実態
三 侵略・虐殺・占領の傷跡―加害の現場から
(1)侵略戦争の真実―あの時、日本は何をしたのか
(2)朝鮮半島―今も残る支配の傷痕
(3)中国・湖南省、日本軍虐殺の現場を訪ねて
(4)これが強制労働の実態
―日本軍が住民追い出し20万人動員 中国・東寧要塞跡
(5)虐殺生々しく 上等兵の日誌―遺族が公開
(6)旧日本軍の毒ガス兵器―中国で使用・遺棄
(7)旧日本軍の重慶大爆撃―無差別に10万人殺傷
(8)植民地支配の実態―台湾にみる
(9)シンガポールの「華僑粛清」
(10)マレー半島での華僑虐殺
Ⅱ部 無謀な戦争で日本国民が犠牲
一 広島・長崎への原爆投下、沖縄戦、無差別空襲の実態
(1)人類初の核兵器による犠牲―被爆地からの証言
(2)遺骨に刻まれた沖縄戦―家族の元へ帰れず今も
(3)空襲 国際法違反の無差別爆撃―今こそ伝えたい戦争の実態
二 証言―戦争
(1)満州・開拓団の逃避行―「地獄絵」つづる 前崎章一さん
(2)ジャングルを地獄の〝転進〟―瀕死の兵、見捨てた 治部康利さん
(3)絶対的服従を強要した軍隊生活―殴られ続け鬼と化す 三澤豊さん
(4)「勤労動員」に明け暮れた女学生―本を読むことさえ禁止 小柴昌子さん
(5)元日本軍衛生兵が見た中国戦線―略奪し、食いつないだ 本郷勝夫さん
(6)病院船・ヒロシマの悲劇再び許さず
―従軍看護婦が見た地獄 守屋ミサさん
あとがき

著者情報

赤旗編集局