真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社

メニュー

「学び続け生きる」を権利として

障がい者が学び続けるということ 生涯学習を権利として

田中良三=編著 藤井克徳=編著 藤本文朗=編著

定価1,870円(本体1,700円)

出版年月
2016年3月
ISBNコード
978-4-406-05979-4
仕様
0037/ 四六判並製/ 240P
タグ
芸術・生活    教育   
ネットショップでさがす
アマゾンでさがす
楽天ブックスでさがす
e-honでさがす

障がいを持つ人は学校卒業後、どう生きていくのか――この切実な問題に挑戦します。青年学級や大学、福祉施設のとりくみなど、地域社会との交流も含め積み重ねられてきた経験、スポーツや愛・性など青年期の課題にも応える実践、制度をつくり充実させてきた運動などが開く展望。当事者たちの生の声も豊富に盛り込んだ労作。

目次や構成

目  次
はじめに
序 章 障がい者権利条約と生涯学習の保障
第1章 友だちと学ぶのは楽しい
第2章 地域・施設の実践から
第1節 ありのままの自分を受け止めてくれる――「那賀青年学級」(和歌山)
第2節 恋愛講座、当事者が本音で語る場――「スマイル青年」(東京)
第3節 当事者が自分らしい生活を築くため――「ハスの実の家」(福井)
第4節 音楽、スポーツ、料理から憲法まで――「われらの大学校」(滋賀、京都)
第3章 大学におけるオープンカレッジの実践
第1節 「自分を知り社会を学ぶ」「いっしょに学び共に生きる」
――オープンカレッジ東京
第2節 発達障がい青年のための大学教育入門
――愛知県立大学におけるオープンカレッジ
第4章 青年期の発達課題に関わって
第1節 スポーツ分野における障がいのある人の生涯学習
第2節 いのち・愛・性を学ぶ障がい当事者たち
第5章 障がい者の社会教育、生涯学習の歩みと現状
第1節 障がい者社会教育のとらえ方と課題
第2節 名古屋市における公的な障がい者社会教育
――どのように拡充してきたのか
第6章 歴史に学ぶ
終 章 障がい者の生涯学習支援の展望と課題
第1節 私と障がい者の生涯学習支援
第2節 断続性と任意の「生涯学習」から権利としての生涯にわたる学び・発達支援へ
おわりに

著者情報

田中良三

1946年愛知県生まれ。愛知県立大学名誉教授、NPO法人見晴台学園大学学長、全国専攻科研究会会長 藤井克徳=1949年福井県生まれ。きょうされん常務理事、日本障害者協議会代表

障がい者が学び続けるということ

障がい者が学び続けるということ 生涯学習を権利として

定価1,870円
(本体1,700円)

2016年3月

藤井克徳

1949年福井県生まれ。きょうされん常務理事、日本障害者協議会代表

障がい者が学び続けるということ

障がい者が学び続けるということ 生涯学習を権利として

定価1,870円
(本体1,700円)

2016年3月

藤本文朗

1935年京都府生まれ。滋賀大学名誉教授。教育学博士。東京教育大学卒業、京都大学大学院修了。「ベトちゃん、ドクちゃんの発達を願う会」代表。全国障害者問題研究会顧問。『ベト・ドクと考える世界平和』(共編著、2017年、新日本出版社)、『晃平くん「いのちの差別」裁判』(共編著、2016年、風媒社)など著作多数。