
ひきこもる人が増え、高齢者との二人暮らしというケースも増加。偏見の目で見られがちですが、他者との優劣を常に意識させられるような学校や職場で、孤立や脱落感、いじめなどに深く悩んだ末の選択である場合が少なくありません。就学や就労を性急にめざさない支援で当事者が元気になった事例に注目し問題を捉え直します。
著者情報
高井逸史
1965年生まれ、大阪経済大教授、著書に『「あたりまえ」からズレても』(2020年、日本機関紙出版センター、共著)、『ほっとかない郊外――ニュータウンを次世代につなぐ』(2017年、大阪公立大学共同出版会、共著)、『わたしたちの生活と人権』(2014年、保育出版社、共著)など。

ひきこもっていても元気に生きる
定価1,870円
(本体1,700円)
2021年6月
藤本文朗
1935年京都府生まれ。滋賀大学名誉教授。教育学博士。東京教育大学卒業、京都大学大学院修了。「ベトちゃん、ドクちゃんの発達を願う会」代表。全国障害者問題研究会顧問。『ベト・ドクと考える世界平和』(共編著、2017年、新日本出版社)、『晃平くん「いのちの差別」裁判』(共編著、2016年、風媒社)など著作多数。

ひきこもっていても元気に生きる
定価1,870円
(本体1,700円)
2021年6月
森下博
1943年生まれ、元大阪健康福祉短期大教授。 著書に『「あたりまえ」からズレても』(2020年、日本機関紙出版センター、共編著)

ひきこもっていても元気に生きる
定価1,870円
(本体1,700円)
2021年6月
石井守
1944年北海道生まれ。北海道教育大学卒業。北海道・大阪で高校・中学教師。1989年、大阪で「石井子どもと文化研究所」設立。著書『家族・それぞれの自立−−体験的家庭教育論』(石井郁子と共著、教育史料出版会)など。

ひきこもっていても元気に生きる
定価1,870円
(本体1,700円)
2021年6月