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画学生が無言で伝えようとした言葉を、今こそ自分の言葉にかえて発せねばならぬ時がきた!

手をこまねいてはいられない クモ膜下出血と「安保法制」

窪島誠一郎=著

定価1,650円(本体1,500円)

出版年月
2016年9月
ISBNコード
978-4-406-06059-2
仕様
0095/ 四六判並製/ 160P
タグ
芸術・生活    文化・芸術・スポーツ   
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2015年12月23日夕刻、突如、著者はクモ膜下出血に襲われた。倒れたのは、「安保法制」廃止のための記者会見場。処置の早さが幸いし、奇跡的な回復を見せた闘病生活をタテ糸に、長野での参院選・野党統一候補勝利への道のりをヨコ糸で綴った、無言館館主の平和を求めて立ち上がる心の軌跡。画学生の絵を本気で守ろうとする館主の証が、ここにある。

著者情報

窪島誠一郎

1941年東京生まれ。印刷工、酒場経営などを経て、64年東京世田谷に小劇場「キッド・アイラック・アート・ホール」を設立、79年長野県上田市に夭折画家のデッサンを展示する私設美術館「信濃デッサン館」を、97年に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を設立した。執筆活動では、NHKでテレビドラマ化された、実父水上勉との再会を綴った『父への手紙』(筑摩書房)のほか、『「無言館」の坂道』『雁と雁の子』(平凡社)、『漂白・日系画家野田英夫の生涯』(新潮社)、『「無言館」ものがたり』(講談社)、『「無言館」への旅』(白水社)、『石榴と銃』(集英社)など著書多数。第46回産経児童出版文化賞、第14回地方出版文化功労賞、第7回信毎賞を受賞。「無言館」の活動で第53回菊池寛賞を受賞。