
移民を犯罪者扱いする大統領、「慰安婦」報道が日本を傷つけたと語る首相。事実をねじ曲げ、特異な自説を主張する言葉が溢れています。そして公文書の改竄も…。こうした背後に何が? 香山リカ、日比嘉高、浜矩子、西谷修の4人の識者と、パソコンもインターネットもやらない小森さんとの対話から、私たちの社会が今どうなっているか、わかりやすく見えてきます。
著者情報
小森陽一
1953年生まれ。<BR> 北海道大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程修了。成城大学助教授を経て、現在東京大学大学院総合文化研究科教授。<BR> おもな著書<BR> 『構造としての語り』(新曜社)<BR> 『日本語の近代』(岩波書店)<BR> 『ポストコロニアル』(岩波書店)<BR> 『日露戦争スタディーズ』(紀伊国屋書店)<BR> 『天皇の玉音放送』(五月書房)<BR> 『歴史認識と歴史小説―大江健三郎論』(講談社)<BR> 『研究する意味』(東京図書)<BR>

「ポスト真実」の世界をどう生きるか ウソが罷り通る時代に
定価1,980円
(本体1,800円)
2018年4月