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100年前の韓国・朝鮮民衆蜂起が現代日本に問いかけること

韓国・朝鮮植民地支配と日本の戦争 三・一独立運動100年から考える

赤旗編集局=編

定価1,760円(本体1,600円)

出版年月
2019年8月
ISBNコード
978-4-406-06368-5
仕様
0031/ 四六判並製/ 192P
タグ
人文    歴史一般   
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日本の植民地支配下の朝鮮半島で民衆による三・一独立運動が起きてから100年。戦後70年以上たつのに、日韓の間でいまだに元徴用工、日本軍「慰安婦」など問題が噴出するのはなぜか。地道な取材で、侵略戦争と植民地支配の実態を究明してきた「しんぶん赤旗」記事などから、日本と韓国・朝鮮関係の根本を考える第3集。

目次や構成

まえがき
Ⅰ部 三・一独立運動―抑圧への抵抗精神
1 朝鮮三・一独立運動100年
(1)独立・自主めざし万歳叫ぶ
(2)三・一独立運動ゆかりの地を訪ねて
(3)2・8独立運動の意義―世界史踏まえ人類の普遍的価値訴え
(4)日本でも留学生が独立宣言―2月8日に東京・神田で
(5)光州学生独立運動で初の政府式典
2 徴用工問題の真実
(1)改めて考える徴用工問題
(2)危険労働に強制動員  朝鮮人1258人―山口・宇部の長生炭鉱
(3)朝鮮女子勤労挺身隊  少女は強制動員された
(4)見捨てられた朝鮮人―アジア各地に100万人超
3 日本軍「慰安婦」問題とは
(1)「慰安婦」写真  原画を初展示
(2)日本軍「慰安婦」問題  真の解決の道は
4 独立運動と連帯し真実を報道する「赤旗」
(1)『戦争の真実』韓国版「まえがき」―ふたたび韓国の読者のみなさんへ
(2)韓国・朝鮮人民との連帯・交流つらぬいて―戦前の「赤旗」紙面から
(3)朝鮮植民地支配と日本メディア―徴用工判決攻撃の異様な報道が示すもの
Ⅱ部 戦争の歴史に向き合う
1 中国への侵略戦争の傷跡
(1)南京大虐殺81年  歴史をかがみとし、平和友好へ
(2)中国・海南島  元「慰安婦」生存4人―〝謝罪・補償早く〟
(3)中国・海南島  旧日本軍による強制労働の実態
2 731部隊下部組織「岡9420部隊」―〝ペストノミ〟大量製造
3 アジア・太平洋戦争  パラオ諸島「激戦地」の真実
(1)飢えて中隊同士で食糧の奪い合いも―元兵士 手塚人三さん
(2)戦死した父の血染めの旗―語り部50回、青木正雄さん
(3)ペリリュー島の遺骨を収集―「太平洋戦争研究会」主催 平塚柾緒さん
4 沖縄戦の真実  後世に伝えたい
(1)3ヵ月の妹を「殺せ」と迫られ―上間幸仁さん
(2)乳飲み子の兄は壕で餓死した―大城絹枝さん
Ⅲ部 証言・戦争
1 「隼」操縦、上空で敵機待ち―半田照彦さん
2 目前で奪われた身内の命―中島松江さん
3 「平和の礎」に叔父の名が―大沢ユウ子さん
4 防空法に奪われた兄の命―田村吉重さん
5 隠された東南海地震、報道統制で助けなく―齋藤ようさん
6 鹿児島の空襲、6歳、一人はぐれて―金子典子さん
7 〝銃を持たない軍隊〟少年農兵隊―遠藤幸男さん
8 通州事件で父母妹を失う―鈴木節子さん、櫛渕久子さん
9 日本兵が「歴史を勉強して」と―南 渉さん
10 横浜大空襲  街も人も焼かれ―川畑篤子さん
11 学童疎開、母が恋しくて―板垣葉子さん
12 「大本営」発表を記事に―高橋三枝子さん
13 インパール作戦生還、語らなかった父―品川文雄さん
14 人間魚雷「回天」積み出撃し戦死―安間慎さん、妙子さん
あとがき

著者情報

赤旗編集局