
保健室の先生として、長年子どもたちを見守ってきた著者。初めて指導員になった学童クラブで、おやつを落とした子から「てめえらが掃除すんだろ、拾えよ」と暴言が。第二の家と言われる学童で、学校と全く違う姿を見せる子どもたち。暴言にこめられた子どもたちの求めるものとは? からだと心を解き放つ関わりを探ります。
著者情報
石田かづ子
元学童クラブ指導員・元養護教諭。共著に『ぼちぼち行こうか 保健室の窓から』(2017年、本の泉社)。

静かだったら、学校と同じじゃん 学童クラブの窓から
定価2,090円
(本体1,900円)
2019年8月
増山均
1948年、栃木県宇都宮市生まれ。専門は教育学、社会福祉学。東京教育大学文学部哲学科、東京都立大学人文科学研究科大学院卒業。日本福祉大学、早稲田大学教授を経て、現在、早稲田大学名誉教授。日本子どもを守る会副会長。主な著書に『余暇・遊び・文化の権利と子どもの自由世界』(青鞜社、2004年)、『かならず実る子育てのひ・み・つ』(かもがわ出版、2004年)、『子育て支援のフィロソフィア』(自治体研究社、2009年)、『うばわないで!子ども時代』(共著・新日本出版社、2012年)、『蠢動する子ども・若者:3・ 11被災地からのメッセージ』(共著・本の泉社、2015年)

静かだったら、学校と同じじゃん 学童クラブの窓から
定価2,090円
(本体1,900円)
2019年8月