
児童憲章制定70周年の今年、新型コロナウイルスの感染拡大でおきている子どもの生活と発達の危機に正面から向き合い、家庭、地域、学校など、子どもたちが生活するあらゆるところで積み重ねられる工夫と努力。子どもたちに寄り添い、共に歩む「子どもを守る社会的な運動」が知恵を出し合った取り組みの記録と今後への展望。
著者情報
増山均
1948年、栃木県宇都宮市生まれ。専門は教育学、社会福祉学。東京教育大学文学部哲学科、東京都立大学人文科学研究科大学院卒業。日本福祉大学、早稲田大学教授を経て、現在、早稲田大学名誉教授。日本子どもを守る会副会長。主な著書に『余暇・遊び・文化の権利と子どもの自由世界』(青鞜社、2004年)、『かならず実る子育てのひ・み・つ』(かもがわ出版、2004年)、『子育て支援のフィロソフィア』(自治体研究社、2009年)、『うばわないで!子ども時代』(共著・新日本出版社、2012年)、『蠢動する子ども・若者:3・ 11被災地からのメッセージ』(共著・本の泉社、2015年)

子どもの尊さと子ども期の保障 コロナに向きあう知恵
定価2,420円
(本体2,200円)
2021年9月