
多喜二と同時代に、社会を変えたいと起ち上がった若き女性
漫画 伊藤千代子の青春
ワタナベ・コウ=著
戦争反対、民主主義を求めることが犯罪とされた時代。貧困と社会の不平等を目の前に、なんとかより良い社会に変えたいとのやむにやまれぬ思いから起ち上がり日本共産党に入党。一九二八年の三・一五事件で検挙されるも、不屈にたたかいぬき「こころざしつつたふれし少女よ…」と詠われた若き女性の人生を描く。
著者情報
ワタナベ・コウ
1963年新潟県生まれ。裁縫家、漫画家、イラストレーター。2016年から 『月刊学習』(日本共産党中央委員会)で「ワタナベ・コウの日本共産党発見!!」を連載。パートナーである編集者・ライターのツルシカズヒコ(靍師一彦)とふたりでインディーズ・マガジン『クレイジー・ヤン』を発行。 著書に『ワタナベ・コウの日本共産党発見!!』(2017年、新日本出版社)、『裁縫女子宣言!』(2012年、バジリコ)、『節電女子』(2011年、日本文芸社)、『裁縫女子』(2011年、リトルモア)、『就活のバカタレ!』(共著、2010年、PHP研究所、)、『ポチ&コウの野球旅』(ツルシカズヒコとの共著、2004年、光文社・知恵の森文庫、)など多数。

漫画 伊藤千代子の青春
定価1,430円
(本体1,300円)
2021年10月