
写真で伝える――楽園にひそむ放射能という悪魔
シリーズ 核汚染の地球 1 楽園に降った死の灰 マーシャル諸島共和国
森住卓=写真と文
定価1,650円 (本体1,500円)
- 出版年月
- 2009年3月
- ISBNコード
- 978-4-406-05232-0
- 仕様
- 8336/ A4変型上製/ 32P
- 読者対象
- 小学校中学年
- 小学校高学年
優しいさざ波の音、満天の星々。魚を釣り、パーティーを楽しむ人々。喧噪と排気ガスが充満する都会の暮らしで見失ったものがここにある。楽園そのもののメジット島。だが、1954年、核実験場となったビキニ環礁から遠く離れたこの島にも、死の灰は降った。半世紀以上が過ぎても放射能という悪魔の活動は終わらない――。
著者情報
森住卓
1951年神奈川県生まれ。日本写真家協会、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会会員。「セミパラチンスク」(高文研)で日本ジャーナリスト会議特別賞、平和・協同ジャーナリスト写真大賞受賞。著書に「沖縄戦「集団自決」を生きる」「核に蝕まれる地球」(岩波書店)、「私たちはいま、イラクにいます」(講談社)他多数。