
スミス先生と子どもたちは水族館へ。先生がいつものように本をひろげ、海にまつわるお話を読み始めると、人魚姫、「宝島」のジョン・シルバー船長、ロビンソン・クルーソーなど物語の登場人物がつぎつぎ現れます。 「海底2万里」のネモ船長は「海はわたしたちの地球にとって大切なもの」と、子どもたちに語ります――。
著者情報
マイケル・ガーランド
1952年生まれ。作家であるとともに絵も担当する。コンピュータ技術を駆使して、これまで20冊以上の絵本を制作。迫力ある大胆な構図と鮮やかな色づかいに特徴がある。全米イラストレーター協会から2回、銅賞を授与された。おもな作品に、Christmas City, The Mouse Before Christmas など。本書は、「スミス先生」シリーズ(原著は2003年から順次刊行)の第一作目である。妻と3人の子どもと一緒に、ニューヨーク近郊の町パターソンで暮らす。

スミス先生と海のぼうけん
定価1,430円
(本体1,300円)
2011年7月
斉藤規
1950年、東京都生まれ。東京教育大学大学院修了。筑波大学附属高等学校教諭。筑波大学・東京農業大学非常勤講師。著書に『福沢諭吉の勉強法』『正義とはなにか、多数決は正しいのか』『生徒が議論した日本国憲法』(以上、ポプラ社)、『「十七歳」に何が起こっているのか』(共著、旬報社)、訳書に『図書館ラクダがやってくる―子どもたちに本をとどける世界の活動』(さえら書房)など。