
スミス先生のふしぎな読み聞かせは、子どもたちを、恐竜がすむ「ロストワールド」へとつれていきます。みんなはあやしげなジャングルに大よろこびでした。ティラノサウルスがあらわれるまでは……。ザックたちは、しげみにかくれましたが、スミス先生がいません。元の世界に帰る魔法の本を持っているのは、彼女なのに――。
著者情報
マイケル・ガーランド
1952年生まれ。作家であるとともに絵も担当する。コンピュータ技術を駆使して、これまで20冊以上の絵本を制作。迫力ある大胆な構図と鮮やかな色づかいに特徴がある。全米イラストレーター協会から2回、銅賞を授与された。おもな作品に、Christmas City, The Mouse Before Christmas など。本書は、「スミス先生」シリーズ(原著は2003年から順次刊行)の第一作目である。妻と3人の子どもと一緒に、ニューヨーク近郊の町パターソンで暮らす。

スミス先生ときょうりゅうの国
定価1,430円
(本体1,300円)
2011年10月
斉藤規
1950年、東京都生まれ。東京教育大学大学院修了。筑波大学附属高等学校教諭。筑波大学・東京農業大学非常勤講師。著書に『福沢諭吉の勉強法』『正義とはなにか、多数決は正しいのか』『生徒が議論した日本国憲法』(以上、ポプラ社)、『「十七歳」に何が起こっているのか』(共著、旬報社)、訳書に『図書館ラクダがやってくる―子どもたちに本をとどける世界の活動』(さえら書房)など。

スミス先生ときょうりゅうの国
定価1,430円
(本体1,300円)
2011年10月