
工夫に工夫を重ね、美しい絞り染めを生んだ有松の百姓たち
有松の庄九郎
中川なをみ=作 こしだミカ=絵
定価1,650円 (本体1,500円)
- 出版年月
- 2012年11月
- ISBNコード
- 978-4-406-05651-9
- 仕様
- 8393/ 四六判上製/ 176P
- 読者対象
- 小学校高学年
- 中学生
江戸の初め、尾張の国・阿久比の庄。貧しい百姓家の若者たちは、安定した暮らしを求め新しい村への移住を決意する。丁寧に耕すが、開拓した土地は肝心の作物が育たなかった。藍の絞り染めの技術を獲得すれば、なんとか暮らしをたてることができるのではないか――生き残りをかけた庄九郎たちの試行錯誤の日々が始まる。
著者情報
中川なをみ
山梨県生まれ。『水底の柩』(2002年、くもん出版)で日本児童文学者協会賞受賞。その他の作品に『有松の庄九郎』(2012年)『あ・い・つ』(2006年)『まあちゃんのコスモス』(2004年)(以上、新日本出版社)、『天游――蘭学の架け橋となった男』(2011)『龍の腹』(2009)(以上、くもん出版)。

有松の庄九郎
定価1,650円
(本体1,500円)
2012年11月
こしだミカ
1962年大阪市生まれ。『ほなまた』(2008年、農文協)、『でんきのビリビリ』(2015年、そうえん社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展入選。絵本に『ひげじまん』(2017年、小学館)、『ドンのくち』(2016年、佼成出版社)、『ねぬ』(2014年、架空社)、挿絵の仕事に『有松の庄九郎』(2012年、新日本出版社)他。子ども番組「できたできたできた」(NHKEテレ)で背景の絵と立体を担当。

有松の庄九郎
定価1,650円
(本体1,500円)
2012年11月