
ボーッとしていると小鳥のエサになっちゃう。日本の昆虫も小鳥たちから身を守るために、幼虫の時からおとな顔負けのかくれっぷりを見せてくれます。世界編といっしょに発売される日本編でも、新芽に「なりすます」かくれ術や、まわりに溶けこむ「かくれみの術」ばかりではありません。さわるとおどしたりハチに変身する「おどろかし術」もお見せします。
目次や構成
再生ができないときはこちらからご覧下さい
目次
-
- 忍法なりすましその1 ちびっこ忍者のかくれ術
- 木の枝や花になりきる
- 葉っぱになりきる
- 新芽になりきる
- 忍法なりすましその2 びっくり級のかくれ名人
- 木の枝になりきる
- 葉っぱになりきる
- フンになりきる
- 忍法かくれみの まわりにとけこむかくれ名人
- もようがくれの術
- 忍法おどろかしその1 さわるとおどす、ちびっこ忍者
- 不気味におどす!
- 忍法おどろかしその2 ハチに変身、虫化けの術
- ハチになりすます!
- 虫を見て考えよう 養老先生からのとっておきのおはなし
- 虫はどこにいるのか
- さくいん
著者情報
養老孟司
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。解剖学者。東京大学医学部卒業。1995年東京大学医学部教授を退官後は同大学名誉教授。2003年に『バカの壁』が大ヒットし、同年のベストセラー第1位。大の虫好きとして知られ、箱根に「養老昆虫館」(非公開)をもち、虫の標本を多数保管。昆虫採集・標本作成を続けている。
海野和男
1947年東京都生まれ。東京農工大で昆虫行動学を学ぶ。自然科学写真協会副会長、日本昆虫協会理事理事、日本写真家協会などの会員。『昆虫の擬態』(平凡社)で1994年日本写真協会年度賞受賞。著書多数。