
わたしたちを突然襲った新型コロナウイルスを正しく知ろう!
ウイルス・感染症と「新型コロナ」後のわたしたちの生活 第1期 ①人類の歴史から考える!
山本太郎=監修 稲葉茂勝=著
定価3,300円 (本体3,000円)
- 出版年月
- 2020年9月
- ISBNコード
- 978-4-406-06495-8
- 仕様
- 8345/ A4変型上/ 32P
- 読者対象
- 小学校高学年
- 中学生
日本だけでなく、全世界を襲った新型コロナウイルス。子どもたちも長期の休校を余儀なくされ大変でした。この未知の感染症とは何なのかを、ビジュアルに、総合的に解説。第1巻は、紀元前から流行を繰り返してきた感染症の歴史を分かり易く説きます。正しい知識がないために起きたハンセン病への差別や戦争と感染症の関係などにも触れて考えます。
目次や構成
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<目次>
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- 1 生物と感染症
- 2 ミイラに残る感染症のあと
- 3 文字で記されるようになると
- コラム 紀元前から流行をくりかえしてきた感染症
- 4 「マラリアの道」とは?
- 5 ハンセン病の歴史
- 6 5世紀の東ローマ帝国から14世紀モンゴル帝国まで
- 7 15世紀末からの感染症大流行
- 8 世界的な人の移動が感染症の世界的大流行へ
- 9 戦争と感染症
- 10 20世紀に入って
- 11 いよいよ21世紀
- 12 新興感染症・再興感染症
- コラム パンデミックと三大感染症
- さくいん
著者情報
山本太郎
長崎大学熱帯医学研究所・国際保健分野主任教授。 1964年生まれ。1990年長崎大学医学部卒業。長崎大学大学院博士課程病理学系専攻修了(博士医学)。東京大学大学院医学系研究科博士課程国際保健学専攻修了(博士国際保健学)。京都大学、ハーヴァード大学、コーネル大学、および外務省勤務等を経て現職。著書に『感染症と文明』『新型インフルエンザ』『抗生物質と人間』(いずれも岩波新書)など。
稲葉茂勝
1953年東京都生まれ。東京外国語大学卒業。編集者として、これまでに850冊以上を担当。そのあいまに著述活動もおこなってきている。おもな著書に「世界のなかの日本語」1、2、3、6巻(小峰書店)、『子どもの写真で見る世界の応援メッセージ』(今人舎)、「本屋さんのすべてがわかる本」全4巻(ミネルヴァ書房)など多数。池上彰との共著に『世界の言葉で「ありがとう」ってどう言うの』(今人舎)がある。