
人類が細菌やウイルスに立ち向かってきた様々な取り組みがビジュアルにわかります。
ウイルス・感染症と「新型コロナ」後のわたしたちの生活 第1期 ②人類の知恵と勇気を見よう!
山本太郎=監修 稲葉茂勝=著
定価3,300円 (本体3,000円)
- 出版年月
- 2020年10月
- ISBNコード
- 978-4-406-06496-5
- 仕様
- 8345/ A4変型上/ 32P
- 読者対象
- 小学校高学年
- 中学生
人類誕生のはるか昔から地球上に存在してきた感染症。人びとが生活するようになっても、突如流行し始め、なすすべもなく妖怪や魔女のしわざと思った時代もありました。でも、人びとはそこから学んで、下水道や病院を生み出し、そもそも感染症の原因が病原体(ウイルス)だと突き止め、薬やワクチンまで生み出しました。その人びとの活躍を学びます。
目次や構成
再生ができないときはこちらからご覧下さい
<目次>
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- 1 生物と感染症
- コラム 下水道・トイレと感染症
- 2 人口過密で不衛生なまち
- 3 病院のはじまり
- コラム 病原体の起源
- 4 医学の進歩
- 5 顕微鏡が証明した考え方
- 6 ウィルスの発見と病原体の研究
- 7 ワクチン・薬の開発
- 8 WHOの天然痘の根絶宣言
- 9 全人類の知恵と勇気
- コラム 写真で見る世界の医療従事者
- コラム 感染症とSDGs
- さくいん
著者情報
山本太郎
長崎大学熱帯医学研究所・国際保健分野主任教授。 1964年生まれ。1990年長崎大学医学部卒業。長崎大学大学院博士課程病理学系専攻修了(博士医学)。東京大学大学院医学系研究科博士課程国際保健学専攻修了(博士国際保健学)。京都大学、ハーヴァード大学、コーネル大学、および外務省勤務等を経て現職。著書に『感染症と文明』『新型インフルエンザ』『抗生物質と人間』(いずれも岩波新書)など。
稲葉茂勝
1953年東京都生まれ。東京外国語大学卒業。編集者として、これまでに850冊以上を担当。そのあいまに著述活動もおこなってきている。おもな著書に「世界のなかの日本語」1、2、3、6巻(小峰書店)、『子どもの写真で見る世界の応援メッセージ』(今人舎)、「本屋さんのすべてがわかる本」全4巻(ミネルヴァ書房)など多数。池上彰との共著に『世界の言葉で「ありがとう」ってどう言うの』(今人舎)がある。