
歴史の真実をめぐって,平和教育・歴史教育はどう展開されるべきか。「自由主義史観」の主張と授業の方法論を具体的に批判し,学校での表現の自由,政治教育,歴史認識と自己形成の問題にも深く論及し,平和への力を育てる教育を考える。
著者情報
佐貫浩
1946年兵庫県生まれ。法政大教授。教育科学研究会委員長。『危機のなかの教育』(2012年、新日本出版社)、『品川の学校で何が起こっているのか』(2010年、花伝社)、『これでいいのか小中一貫校』(2010年、新日本出版社)、『学力と新自由主義』(2009年、大月書店)、『「自由主義史観」批判と平和教育の方法』(1999年、新日本出版社)。