真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社

メニュー

壊れていく時代を、表現者になることで生きる

表現する人びと

小森陽一=著

定価1,980円(本体1,800円)

出版年月
2004年5月
ISBNコード
978-4-406-03082-3
仕様
0095/ 四六判/ 286P
タグ
芸術・生活    文化・芸術・スポーツ   
ネットショップでさがす
アマゾンでさがす
楽天ブックスでさがす
e-honでさがす

ストリートで自作曲を叫ぶミュージシャン、オフィス街のウィンドウに姿を映し踊るダンサー、仕事のあと連日集まり稽古を始める演劇集団――この国のあちこちで表現者が魂をさらしている。<br /> 閉塞感と狂気で窒息しそうな時代、若い表現者たちに自己表現への思いを聞きながら綴った、命、教育、メディア、芸術、戦争と平和。21世紀は全員「芸術家」の時代と語る文芸評論家の、しなやかで熱い同時代論。<br /> 六本の対談を収録。

目次や構成

[目次]

  • 第1章 表現することと生きること
  • 第2章 「芸術家」の誕生
  • 第3章 幻想と絶望への対抗
  • 第4章 テレビはもういらない
  • 第5章 イラク戦争前夜をふりかえる
  • 第6章 21世紀は全員「芸術家」の時代

収録対談者=小川紀美代(バンドネオン奏者)/岩原宏志(からくり細工職人)/稲泉連(ライター)/まやラミス(ヴォーカリスト、平和アクティヴィ スト)/有馬理恵(女優)/篠崎誠(映画監督)

著者情報

小森陽一

1953年生まれ。<BR> 北海道大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程修了。成城大学助教授を経て、現在東京大学大学院総合文化研究科教授。<BR> おもな著書<BR> 『構造としての語り』(新曜社)<BR> 『日本語の近代』(岩波書店)<BR> 『ポストコロニアル』(岩波書店)<BR> 『日露戦争スタディーズ』(紀伊国屋書店)<BR> 『天皇の玉音放送』(五月書房)<BR> 『歴史認識と歴史小説―大江健三郎論』(講談社)<BR> 『研究する意味』(東京図書)<BR>