
奇跡の命の「今」を通して考える命、平和、連帯
ベトとドクと日本の絆
藤本文朗=編著 桂良太郎=編著 小西由紀=編著
ベトナム戦争で米軍が大量使用した化学兵器・枯葉剤。その被害の下で結合双生児として生まれたベトちゃん・ドクちゃん兄弟は、困難を乗り越え歩んできました。ドクの結婚、ベトの死、そして今、新たな命が…。二人を支えてきた25年間の日本のとりくみを軸に未来を見つめた一冊。ドクさん、主治医だったフォン博士も寄稿!
目次や構成
- フジとサクラへ、そして命へ グェン・ドク
- 第1章 ベトちゃん、ドクちゃんと私たちの25年間 藤本文朗、河原正実
- 第2章 「ベトちゃんドクちゃんだけでなく」 黒田学
- 第3章 枯葉剤被害二世、三世の現地調査を通して見えてきたもの 尾崎望
- 第4章 ベトナムのお年寄りたちの生きざまから学ぶもの
- 第5章 「願う会」の活動はお金に変えられない
著者情報
藤本文朗
1935年京都府生まれ。滋賀大学名誉教授。教育学博士。東京教育大学卒業、京都大学大学院修了。「ベトちゃん、ドクちゃんの発達を願う会」代表。全国障害者問題研究会顧問。『ベト・ドクと考える世界平和』(共編著、2017年、新日本出版社)、『晃平くん「いのちの差別」裁判』(共編著、2016年、風媒社)など著作多数。
桂良太郎
立命館大学教授、同大学国際平和ミュージアム副館長。

ベトとドクと日本の絆
定価1,650円
(本体1,500円)
2010年11月
小西由紀
「ベトちゃん、ドクちゃんの発達を願う会」事務局

ベトとドクと日本の絆
定価1,650円
(本体1,500円)
2010年11月