真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社

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この町の歴史、人生を訪ね語り継ぐ

私の東京平和散歩

早乙女勝元=著

定価1,650円(本体1,500円)

出版年月
2013年5月
ISBNコード
978-4-406-05688-5
仕様
0095/ 四六判並製/ 174P
タグ
芸術・生活    文化・芸術・スポーツ   
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東京下町に生まれ育った著者が案内する街角には、さまざまな思い出がいっぱい。東京大空襲をくぐり抜けたあの日のこと、思いを重ね合わせる平和への願いを伝えるたくさんの史跡・戦跡…。5度の大きな空襲、100回を超える空襲をうけた東京。スカイツリーでにぎわう下町にも、山手にも忘れてはいけないものがあることを語りかけてくれる本です。

目次や構成

【目次より】

  • 私の足あとを訪ねて
    • お化け煙突にあこがれ …千住桜木町(足立区)
    • 山田監督を案内、名作誕生 …柴又(葛飾区)
    • 『向島文学散歩』を手に …東向島(墨田区)  ほか
  • 平和を願って歩く
    • 校舎に刻まれた「弾痕記」 …水元(葛飾区)
    • 「わだつみのこえ」を聞こう …本郷(文京区)
    • ちひろ 平和への願い …下石神井(練馬区)
    • 第五福竜丸は生きている …夢の島(江東区)
    • 多喜二虐殺の跡地へ …築地(中央区)  ほか
  • 東京大空襲を忘れない
    • 大空襲伝える黒焦げ電柱 …三筋(台東区)
    • 殺到した人々襲った猛火 …言問橋(墨田区・台東区)
    • 「赤いリンゴ」の悲しみ …日本橋浜町(中央区)
    • 観音さまの境内で …浅草寺(台東区)
    • いのちと平和を語り継ぐ …北砂(江東区)  ほか
  • 私の下町便り

著者情報

早乙女勝元

1932年東京生まれ。作家、東京大空襲・戦災資料センター名誉館長。主な近著書に『空襲被災者の一分』(2019年、本の泉社)、『徴用工の真実 強制連行から逃れて13年』(2019年、新日本出版社)『ナチス占領下の悲劇 プラハの子ども像』『その声を力に』『赤ちゃんと母の火の夜』(以上、2018年、新日本出版社)、『アンネ・フランク』(2017年、新日本出版社)、『螢の唄』(2016年、新潮文庫)、『もしも君に会わなかったら』(2014年、新日本出版社)、『わが母の歴史』(2014年、青風舎)、『東京空襲下の生活日録』(2013年、東京新聞)など多数。