
第6冊は、第三部第二篇「利潤の平均利潤への転化」から第五篇の「利子と企業者利得とへ利潤の分裂。利子生み資本」までを解説。利潤という間違った資本家的観念が物質的世界を動かすまでになる過程に切り込み、資本主義的生産様式の奥底で働く内面的な概念や論理がどのように変形するかをつかんで、この生産様式を実践的に変革する道筋を解明する。
著者情報
不破哲三
社会科学研究所所長。1930年生まれ。主な著書「北京の五日間」「私たちの日本改革論」「日本共産党と中国共産党の新しい関係」「二十一世紀と『科学の目』」「科学的社会主義を学ぶ」など多数。

『資本論』全三部を読む 新版 6
定価2,200円
(本体2,000円)
2022年9月