商品詳細
資本の循環運動を反復させる周期的過程として深く究明する回転論。
ISBN978-4-406-06380-7 C0033

新版 資本論 第6分冊
定価1,980円(本体1,800円)
2020年7月20日
A5判並 322P
資本の運動を回転の流れのなかで究明する「第二篇」を新しい訳文、訳注で収録。多数の新訳注によって草稿との異同、エンゲルスの加筆個所を丹念に示す。「第16章 可変資本の回転」では、恐慌論についてのマルクスの「覚え書き」を『新メガ』から新たに訳出。マルクスの利用した諸資料、文献の紹介も増え、新版ならではの魅力があふれる。
目次
- 第二部 資本の流通過程
- 第2篇 資本の回転
- 第7章 回転時間と回転数
- 第8章 固定資本と流動資本
- 第9章 前貸資本の総回転。回転循環
- 第10章 固定資本と流動資本とにかんする諸学説。重農主義者たちとアダム・スミス
- 第11章 固定資本と流動資本とにかんする諸学説。リカードウ
- 第12章 労働期間
- 第13章 生産時間
- 第14章 通流時間
- 第15章 資本前貸しの大きさにおよぼす回転時間の影響
- 第16章 可変資本の回転
- 第17章 剰余価値の流通