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第一部の完結編。資本主義社会の分析が未来社会論に生き生きとつ

『資本論』全三部を読む 第三冊 代々木『資本論』ゼミナール・講義集

不破哲三=著

定価1,540円(本体1,400円)

出版年月
2003年9月
ISBNコード
978-4-406-03025-0
仕様
0033/ A5判/ 280P
タグ
人文    科学的社会主義   
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機械制大工業と雇用・失業の問題。そこでの未来社会の諸要素がどのように準備されるか、恐慌論への最初の本格的取り組み、蓄積論を通じての社会主義革命論・「生産手段の社会化」に迫るマルクスなど、新鮮な論点が生き生きと展開される。第一部講義の完結篇。

目次や構成

第一部 資本の生産過程

  • 〈講義 第7回〉

    第四篇 相対的剰余価値の生産(下) / 第13章 機械と大工業(つづき) / 〔補論一〕 恐慌と産業循環の世界史 / 〔補論二〕 技術的変革と雇用問題 / 第五篇 絶対的および相対的剰余価値の生産 / 第14章 絶対的および相対的剰余価値 / 第15章 労働力の価格と剰余価値との大きさの変動 / 第16章 剰余価値率を表す種々の定式

  • 〈講義 第8回〉

    第6篇 労賃 / 第17章 労働力の価値または価格の労賃への転化 / 第18章 時間賃金 / 第19章 出来高賃金 / 第20章 労賃の国民的相違 / 第7篇 資本の蓄積過程(上) / “序論”の部分について / 第21章 単純再生産 / 第22章 剰余価値の資本への転化 / 第23章 資本主義的蓄積の一般的法則(その一)

  • 〈講義 第9回〉

    第7篇 資本の蓄積過程(下) / 第23章 資本主義的蓄積の一般的法則(その二) / 第24章 いわゆる本源的蓄積 / 〔補論〕『資本論』での所有論の整理が社会主義・共産主義の目標の定式化に道を開いた/第25章 近代的植民理論 他 

著者情報

不破哲三

社会科学研究所所長。1930年生まれ。主な著書「北京の五日間」「私たちの日本改革論」「日本共産党と中国共産党の新しい関係」「二十一世紀と『科学の目』」「科学的社会主義を学ぶ」など多数。