
マルクス、エンゲルスを歴史的に読み、その理論の全発展をたどった『月刊学習』の連載講座が、いよいよ単行本になる。雑誌発表以後の研究成果もふくめて大幅に整理・加筆した(全三巻の予定)。上巻は、1840年代の初期の諸著作から、50〜60年代の国際活動まで、詳しく解説する。
目次や構成
- 〔目次〕
- まえがき
- 連続講座のはじめに
- 第1講エンゲルス『イギリスにおける労働者階級の状態』
- 第2講マルクス、エンゲルス『ドイツ・イデオロギー』
- 第3講マルクス、エンゲルス『共産党宣言』
- エンゲルス『共産主義の諸原理』
- 第4講「新ライン新聞」と"革命三部作"
- 第5講マルクス『経済学批判』への「序言」「序説」
- 第6講多彩な国際政論活動
著者情報
不破哲三
社会科学研究所所長。1930年生まれ。主な著書「北京の五日間」「私たちの日本改革論」「日本共産党と中国共産党の新しい関係」「二十一世紀と『科学の目』」「科学的社会主義を学ぶ」など多数。