
パリ・コミューンの経験から国家論を画期的に発展させた『フランスにおける内乱』、ラサール主義の六つの教条を批判し労働者党の綱領的立場を解明した『ゴータ綱領批判』、科学的な自然観と社会観、未来社会論まで解明した『自然の弁証法』と『空想から科学へ』など、一八七〇年代、マルクス、エンゲルスの主要著作の全内容を克明に解説する。
目次や構成
〔目次〕
- 第7講 マルクス『賃労働と資本』『賃金、価格および利潤』
- 第8講 エンゲルス『「資本論」要綱・「資本論」書評』
- 第9講 マルクス『フランスにおける内乱』
- 第10講 マルクス『ゴータ綱領批判』
- 第11講 エンゲルス『自然の弁証法』
- 第12講 エンゲルス『空想から科学へ』
著者情報
不破哲三
社会科学研究所所長。1930年生まれ。主な著書「北京の五日間」「私たちの日本改革論」「日本共産党と中国共産党の新しい関係」「二十一世紀と『科学の目』」「科学的社会主義を学ぶ」など多数。