
いよいよ全巻完結。下巻には、『資本論』第一部刊行以後の新しい発展段階にたった1870〜90年代のエンゲルスの全代表作を収録。それぞれの著作の背景と構成をたどり、論点と文脈を深く読み解きながら、世界観、経済学、未来社会論、革命運動論と、全分野にわたるマルクス理論の解説が縦横に展開される。巻末に人名と引用文献の索引。
目次や構成
〔目次〕
- 第13講 エンゲルス『反デューリング論』
- 第14講 エンゲルス『家族・私有財産・国家の起源』
- 第15講 エンゲルス『フォイエルバッハ論』
- 第16講 エンゲルス『エルフルト綱領批判』
- 執筆を終わって
- 索引
著者情報
不破哲三
社会科学研究所所長。1930年生まれ。主な著書「北京の五日間」「私たちの日本改革論」「日本共産党と中国共産党の新しい関係」「二十一世紀と『科学の目』」「科学的社会主義を学ぶ」など多数。