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「多数者革命」論の形成の道筋とその内容に歴史の光があてられる。

マルクス、エンゲルス革命論研究(下)

不破哲三=著

定価2,200円(本体2,000円)

出版年月
2010年2月
ISBNコード
978-4-406-05330-3
仕様
0030/ 四六判上製/ 374P
タグ
人文    科学的社会主義   
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待望の下巻。インタナショナルでの活動を経て、革命理論をさらに成熟させたマルクス、エンゲルスが、ヨーロッパを主な舞台に、「多数者革命」論を縦横に展開。フランスの政治闘争論や第二インタナショナル論など、新たに執筆した「補章」は、革命論の新しい側面を浮きださせる。過渡期論・未来社会論をふくめ、党綱領の理論的基礎をつかむ上で必須の労作。

目次や構成

〔目次〕

  • 第3講 インタナショナル(下)
  • 戦争とパリ・コミューン
  • ハーグ大会(1872年)まで
  • 第1インタナショナルの8年間をふりかえって
  • 第4講 多数者革命
  • 北ドイツ議会。最初の経験
  • ドイツ帝国議会の選挙戦
  • 多数者革命の路線、ヨーロッパに広がる
  • 農業における社会主義への道
  • 政治体制の2つの型を区分する
  • ドイツにおける多数者革命
  • イギリスとアメリカの運動
  • 第5講 過渡期論と革命の世界的展望
  • マルクスの過渡期論
  • ロシアと東洋諸国での変革の展望
  • 講座を終わって
  • 索引

著者情報

不破哲三

社会科学研究所所長。1930年生まれ。主な著書「北京の五日間」「私たちの日本改革論」「日本共産党と中国共産党の新しい関係」「二十一世紀と『科学の目』」「科学的社会主義を学ぶ」など多数。