
家族のつぶやき、支援者からのメッセージ
ひきこもる人と歩む
青木道忠=編著 関山美子=編著 高垣忠一郎=編著 藤本文朗=編著
ひきこもる人は約70万人(15~35歳、2010年)、その家族は200万人以上といわれます。そこには個人の事情をこえ、この社会全体が抱える問題も。様々なケースにわたる家族の手記。支援者、研究者、医師などからのアドバイス。ホッとでき、どう向き合っていくか考えるヒントが多彩に紹介された一冊です。
著者情報
青木道忠
NPO法人子ども・若者支援ネットワークおおさか理事長。元障害児学級教師。

ひきこもる人と歩む
定価1,760円
(本体1,600円)
2015年2月
関山美子

ひきこもる人と歩む
定価1,760円
(本体1,600円)
2015年2月
高垣忠一郎
心理臨床家。1944年高知県生まれ。1968年京都大学教育学部卒業。専攻は臨床心理学。京都大学助手、大阪電気通信大学教授、立命館大学大学院教授などを歴任し2014年3月退職。登校拒否・不登校問題全国連絡会世話人代表。主な著書は次の通り。『揺れつ戻りつ思春期の峠』(1991年)、『生きることと自己肯定感』(2004年)、『競争社会に向き合う自己肯定感』(2008年)、『登校拒否を生きる』(2014年)、『生きづらい時代と自己肯定感』(2015年)、『つい「がんばりすぎてしまう」あなたへ』(2017年)、『自己肯定感を抱きしめて』(2018年)、『悩む心に寄り添う』(2021年)(以上はいずれも新日本出版社)、『自己肯定感って、なんやろう?』(2008年、かもがわ出版)、『ガンを抱えてガンガーへ』(2002年、三学出版)
藤本文朗
1935年京都府生まれ。滋賀大学名誉教授。教育学博士。東京教育大学卒業、京都大学大学院修了。「ベトちゃん、ドクちゃんの発達を願う会」代表。全国障害者問題研究会顧問。『ベト・ドクと考える世界平和』(共編著、2017年、新日本出版社)、『晃平くん「いのちの差別」裁判』(共編著、2016年、風媒社)など著作多数。