
1980年代にほぼ10年の歳月をかけて刊行し、高い評価を受けた社会科学研究所監修の『資本論』。その完結から30年──『資本論』諸草稿の刊行と研究を踏まえ、訳文、訳語、訳注の全体にわたる改訂を行なった画期的な出版。マルクスの研究を歴史的に探究する角度から大きな前進を遂げた『資本論』研究の成果をあますところなく反映した注目の新版、いよいよ刊行開始!
目次や構成
- 序言[初版への]…マルクス
- あと書き[第二版への]…マルクス
- [フランス語版への序言とあと書き]…マルクス
- 第三版へ…エンゲルス
- 編集者の序言[英語版への]…エンゲルス
- 第三版へ…エンゲルス
- 第一部 資本の生産過程
- 第一篇 商品と貨幣
- 第一章 商品
- 第一節 商品の二つの要因ー使用価値と価値(価値の実体、大きさ)
- 第二節 商品に表される労働の二重性格
- 第三節 価値形態または交換価値
- 第二章 交換過程
- 第三章 貨幣または商品流通
- 第一節 価値の尺度
- 第二節 流通手段
- 第三節 貨幣
著者情報
カール・マルクス
日本共産党中央委員会社会科学研究所