
第4分冊には、第7篇「資本の蓄積過程」(第21章~第25章)の全体を収める。フランス語版との異同、改訂点を示す訳注も充実し、新しい訳文とともに、完成稿で書き下ろされた第23章「資本主義的蓄積の一般的法則」の特徴、第24章第7節での資本主義体制の「必然的没落」論の新たな定式化など、マルクスの到達した理論的立場がより鮮明となる。
目次や構成
目次
- 第一部 資本の生産過程
- 第7篇 資本の蓄積過程
- 第21章 単純再生産
- 第22章 剰余価値の資本への転化
- 第23章 資本主義的蓄積の一般的法則
- 第24章 いわゆる本源的蓄積
- 第25章 近代的植民理論
著者情報
カール・マルクス
日本共産党中央委員会社会科学研究所