
『資本論』の内容を平易な語り口で解説するだけでなく、読む極意とも言うべき注意点や、その論理を筋道立てて読んでゆくための羅針盤を、適切かつ丁寧に示してくれる、読者にとっては心強い手引き書。第二冊では、第一冊では登場していなかった「資本」とは何かが明らかにされ、「第四章 貨幣の資本への転化」から「第一三章 機械と大工業」の前半までを読み解きます。
著者情報
不破哲三
社会科学研究所所長。1930年生まれ。主な著書「北京の五日間」「私たちの日本改革論」「日本共産党と中国共産党の新しい関係」「二十一世紀と『科学の目』」「科学的社会主義を学ぶ」など多数。