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日本による朝鮮半島の植民地支配と向き合う

日韓の歴史問題をどう読み解くか 徴用工・日本軍「慰安婦」・植民地支配

内海愛子=著 川上詩朗=著 吉澤文寿=著 太田修=著 加藤圭木=著 殿平善彦=著 本庄十喜=著 愼蒼宇=著 佐藤広美=著 加藤直樹=著 原田敬一=著

定価2,200円(本体2,000円)

出版年月
2020年6月
ISBNコード
978-4-406-06481-1
仕様
0031/ 四六判並/ 256P
タグ
人文    歴史一般   
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2018年韓国大法院の徴用工判決を機に日本の政府、マスコミの異常な反応が、国民感情・歴史認識にも負の影響を及ぼし、さらに日韓関係を悪化させている。戦後75年、韓国を植民地化した「韓国併合」から110年。日韓関係の解決のために何が必要か、第一線の研究者ら11人による多角的に考察をした論考をまとめる。

目次や構成

<目次>

  •  
  • 内海愛子  取り残された植民地支配の清算--被害者と向き合うとき
  •  
  • 川上詩朗  徴用工問題をめぐる問題点の整理と解決の展望について
  •  
  • 吉澤文寿  「徴用工」判決にどう向き合うか--日韓請求権協定の経緯と日本の植民地支配責任
  •  
  • 太田  修  日韓請求権協定で「解決ずみ」なのか
  •  
  • 加藤圭木  問われているのは日本の植民地支配への反省
  •  
  • 殿平善彦  強制連行・強制労働の犠牲者の遺骨発掘・返還を通じた韓国との交流
  •  
  • 本庄十喜  日本は何度も謝ったのか--日本軍「慰安婦」問題にみる「過去の克服」の実態
  •  
  • 愼  蒼宇  朝鮮三・一 独立運動一〇〇年--その歴史認識をめぐって
  •  
  • 佐藤広美  教科書の中の「韓国併合」--植民地教育とは何かを問うために
  •  
  • 加藤直樹  「嫌韓」の歴史的起源を探る--なぜ、日本のメディアの韓国報道は歪むのか韓国報道を歪ませる「眼鏡」の系譜
  •  
  • 原田敬一  内政危機のなかの日清戦争--〈宗主国意識〉の出発点

著者情報

内海愛子

1941年生まれ。恵泉女学園大学名誉教授。著書『日本軍の捕虜政策』(青木書店、2005年)等

日韓の歴史問題をどう読み解くか

日韓の歴史問題をどう読み解くか 徴用工・日本軍「慰安婦」・植民地支配

定価2,200円
(本体2,000円)

2020年6月

川上詩朗

1958年生まれ。東京弁護士会所属。共著『平頂山事件資料集』(柏書房、2012年)

日韓の歴史問題をどう読み解くか

日韓の歴史問題をどう読み解くか 徴用工・日本軍「慰安婦」・植民地支配

定価2,200円
(本体2,000円)

2020年6月

吉澤文寿

1969年生まれ。新潟国際情報大学教授。著書『日韓会談1965』(高文研、2015年)等

日韓の歴史問題をどう読み解くか

日韓の歴史問題をどう読み解くか 徴用工・日本軍「慰安婦」・植民地支配

定価2,200円
(本体2,000円)

2020年6月

太田修

1963年生まれ。同志社大学教授。著書『[新装新版]日韓交渉 請求権問題の研究』(クレイン、2015年)等

日韓の歴史問題をどう読み解くか

日韓の歴史問題をどう読み解くか 徴用工・日本軍「慰安婦」・植民地支配

定価2,200円
(本体2,000円)

2020年6月

加藤圭木

1983年生まれ。一橋大学准教授。著書『植民地期朝鮮の地域変容―日本の大陸進出と咸鏡北道』(吉川弘文館、2017年)等

日韓の歴史問題をどう読み解くか

日韓の歴史問題をどう読み解くか 徴用工・日本軍「慰安婦」・植民地支配

定価2,200円
(本体2,000円)

2020年6月

殿平善彦

1945年生まれ。浄土真宗本願寺派一乗寺住職、NPO法人東アジア市民ネットワーク代表。著書『遺骨―語りかける命の痕跡』(かもがわ出版、2013年)

日韓の歴史問題をどう読み解くか

日韓の歴史問題をどう読み解くか 徴用工・日本軍「慰安婦」・植民地支配

定価2,200円
(本体2,000円)

2020年6月

本庄十喜

1980年生まれ。北海道教育大学准教授。共著『陸軍登戸研究所<秘密戦>の世界』(明治大学出版会、2012年)等

日韓の歴史問題をどう読み解くか

日韓の歴史問題をどう読み解くか 徴用工・日本軍「慰安婦」・植民地支配

定価2,200円
(本体2,000円)

2020年6月

愼蒼宇

1970年生まれ。法政大学教授。著書『植民地朝鮮の警察と民衆世界―「近代」と「伝統」をめぐる政治文化 1894-1919 』(有志舎、2008年)等

日韓の歴史問題をどう読み解くか

日韓の歴史問題をどう読み解くか 徴用工・日本軍「慰安婦」・植民地支配

定価2,200円
(本体2,000円)

2020年6月

佐藤広美

1954年北海道生まれ。東京家政学院大学名誉教授。教育科学研究会委員長。都立大学大学院博士課程単位取得退学。『日韓の歴史問題をどう読み解くか』(2020年、新日本出版社、共著)、『「誇示」する教科書』(2019年、新日本出版社)、『災禍に向きあう教育』(2019年、同前)、『植民地支配と教育学』(2018年、晧星社)、『教育勅語を読んだことのないあなたへ』(2017年、同前、共著)、『総力戦体制と教育科学』(1997年、大月書店)など著作多数。

加藤直樹

1967年生まれ。著書『九月、東京の路上で―1923年関東大震災 ジェノサイドの残響』(ころから、2014年)等

日韓の歴史問題をどう読み解くか

日韓の歴史問題をどう読み解くか 徴用工・日本軍「慰安婦」・植民地支配

定価2,200円
(本体2,000円)

2020年6月

原田敬一

1948年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了、佛教大学歴史学部教授。著書に『日本近代都市研究』『国民軍の神話――兵士になるということ』『帝国議会 誕生』『日清・日露戦争』ほか。

日韓の歴史問題をどう読み解くか

日韓の歴史問題をどう読み解くか 徴用工・日本軍「慰安婦」・植民地支配

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(本体2,000円)

2020年6月